2008年06月21日

北の大地へ EP9

6月13日
幕を閉じたかと思いきや、よくよく考えてみりゃ「お家に帰るまでが遠足」です。まだほぼ丸一日あるんですなぁこれが(笑)。

船の旅は快適そのもの。船酔いするかなーとかも思ったんですが、かえって揺れと振動が眠気を誘って来ます。結果、これまでの旅の中で一番熟睡できました(^ ^;)。

そうそう、フェリーに乗る前に晩飯を食べておこうという事で、フィニッシュは豚丼三段というものを食べてみました。何が三段なのかなーと思ったら……

まぁ、こういう事でした(笑)。

で、今回乗った船には展望風呂のほかラウンジ、ゲームコーナー、コインロッカーや自動販売機コーナー、それに休憩が出来るエリアが何カ所か設けられています。

外に出られる場所もあり、朝起きて海側から三陸海岸を眺める、なんてのも結構良いものでした。


食事はもちろん、前日買い込んでおいたおにぎり達。こういう時にお米は腹持ちが良くて助かります。
ただ、さすがに19時間近い船旅は少々時間をもてあましぎみでした(^ ^;)。
最後に撮った写真は、大洗埠頭につく少し手前でとった、本州に沈む夕日。

フェリーは接岸からバイクで降りるまでに少し時間がありましたが、無事にまた本州の地を踏む事が出来ました。
下船してからは国道51号→50号→4号→16号→県道5号と、実に判りやすいルートで我が家へ。
たった1週間くらい留守にしただけなのに、ずいぶん長い事出掛けてたような気がします。
それだけ、内容が濃い1週間だったんだろうなぁ……


多分、これまでに自分で出かけた旅の中で、最もハードで、最も有意義で、最も思い出深く、将来思い出す記憶の中においても最も大切な旅になるものだろうと思います。
すべてを自分の目で見て、手で触れて、耳で聞いて、鼻で嗅いで、舌で味わって、何よりも雑誌の特集などではなく、自分が行きたいと思ったところへ行く事ができました。
これで、バイクを降りるにあたっても悔いはありません(T▽T)。

多分、将来自分に子供が出来たときなんかは、
「おとーさんは若い頃なぁ、バイクで北海道一周してきたんだぞぉ? 長野から東はぜーんぶ旅して回ったんだぞぉ? バイクは良いぞぉ? 楽しーぞぉ♪(^▽^)」
とか自慢するんだろうなぁ……で、
「ハイハイまたその話ね。先月も同じ事言ってなかったっけ?」
なんてサクっと返されたりして(笑)。

さて、梅雨時の一週間の留守でずいぶんといい臭いを出してくれてるゴミ箱と、それに郵便受けいっぱいに溜まった郵便物を処理しなければ(T▽T)。


こうして、恐らく最初で最後となるであろう、北海道一周バイクの旅は幕を閉じるのでした。今度こそ(^ ^;)。  

Posted by 森田鞄店 at 23:21Comments(0)TrackBack(0)北海道の旅

2008年06月21日

北の大地へ EP8

6月12日
さて、昨日予定を変更しましたんで、この日が北海道最終日です。
この日の目的地は美瑛と富良野。この二カ所は是非ともよって見たい、今回の旅では宗谷岬と並んでメインの目的地の一つでもあります。
まずは旭川からほど近い美瑛へ。ここは「日本で一番美しい村」との評判があるそうで、ぜひ見てみたかった場所でもあります。
で、着いてみたら、こりゃーもう看板に偽りなし。

確かに、僕が今までに見た「村」の中で一番美しい光景かも知れません。

午前中は天気に恵まれた事もあって、緑の丘と青空のコントラストがそれはそれはキレイなワケです。これが写真を撮らずにいられようか→いやいられるワケがない、とばかりにいろいろと写真を撮ってみました。


ケンとメリーの木やら、セブンスターの木やら、親子の木やら……あぁ、ここは来てよかったなーと心から思える場所でした。

さて、美瑛を後にして昼頃に富良野に到着します。
ここでの目的地は「ジェットコースターの道」。で、恐らくこれかな?と見つけたのが、パノラマロード江花。アップダウンが繰り返されていて、地平の彼方までまっすぐに伸びているきれーな道です。

いやー、こーゆー道はアメリカン乗りにはタマりません。嬉しくって、わざとのんびりとしたスピードでドコドコと2往復もしちゃいました(^ ^;)。

その後立ち寄ったファーム富田では夕張メロンと、メロンミックスのソフトクリームを頂いて

一路苫小牧へ。
この富良野を立ち去る辺りで、突如検問が。
なななななんでしょうッ? わわワタクシ決して怪しいモンじゃございませんただの通りすがりの旅のモノでしてスピードはそれほど出してはおりませんで見逃してくださいましそんな馬鹿なバレるワケがないのに俺には権利がある弁護士に電話をかけさせ……と挙動不審になる間もなく、誘導されて停車。
すると地元の小学生が駆け寄って来て、交通安全のお守りみたいなしおりをくれました。どうやら、地元の美馬牛小学校の子供達が、ドライバーに交通安全を呼びかけるキャンペーンだったようです。
いやぁ、二重の意味で良かった(笑)。もうこんな子供たちから「安全運転で、気をつけて行って来てください」なんて言われた日にゃ、すっ飛ばして走るなんて事ぁ出来ません。
ご安心を。おにーさんは安全運転しか出来ないビビりですから(笑)。

で、途中義経伝説が残る平取辺りを過ぎていったん苫小牧へ。ただ、フェリーの時間にはまだ余裕がありましたんで、まだ寄っていなかった支笏湖へ向かう事に。

支笏湖でもやっぱり、サミット会場が近いという事もあって警戒態勢は十分です。それにしてもさすが北海道。カルデラ湖だけでも摩周湖と支笏湖という、メジャーどころが二カ所もあるんですなぁ。

で、自然を観察しているうちに良い時間になってきましたんで、苫小牧のフェリー埠頭へ向かいます。
苫小牧から茨城県の大洗までは約19時間半。北海道の旅ももうすぐ終わりです。

とりあえず、船の中にはレストランが無いという事なので、コンビニでおにぎりを買い込んでから、フェリー埠頭へ向かいました。


乗船手続きは午後9時から、との事でしたので、それまで待合室で時間をつぶしがてら携帯で旅行記のメモをとります。
待合室のTVではボクシングの世界タイトルマッチなんかもやっていて、暇つぶしのネタにはそれほど困りはしませんでした。

そして乗船。
バイクに「大洗行き」の札をくくりつけて、一番下の甲板へバイクを固定して客室へ向かいます。
今回利用したのは「さんふらわあ しれとこ」号。全室がカジュアルルームで、ベッドごとにカーテンで仕切る事が出来る、なかなか居心地が良い船です。
船に乗るなり、すぐ船内の展望風呂に直行し旅の垢を落としてから、船内をお散歩です。実はまだこの時点では船は動いてません。苫小牧を出るのは深夜1時半で、大洗着は翌日19時半頃。

幼い頃にフェリーで苫小牧を出た事があるらしいのですが、そのときの光景は思い出せませんでした。
多分、今後「フェリーで苫小牧を出る」という事は当分無いでしょう。そんな事を考えてると、少し寂しい気分にもなりましたが、せめて船が動き出すまでは北海道の風景を目に焼き付けておこう、と外で潮風にあたっておりました。
そして深夜1時半に出航。北海道を後にします。

こうして、北海道旅行は幕を閉じるのでした……

が。  

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2008年06月20日

北の大地へ EP7

6月11日
前日の夜からほぼ夜通し降った雨も朝にはあがり、この日僕は富良野か札幌に行く予定です。
ただ、ドラスタ君のリアキャリアが金属疲労で破断しておりましたので、とりあえず重いキャンプ道具一式をすぐ近くのコンビニから宅急便で自宅へ送り、身軽になっておきます。
まぁ、耐加重3kgのキャリアにそれを越える荷物積んで3000kmも走りゃ、そりゃーぶっ壊れもしますわ(T▽T)。

それにキャンプはしなくても、いざとなりゃまた興部に戻って来ても良いし、どこかの健康ランドみたいなところに泊まっても良いしで、重たいお荷物はとっとと送っちまいました。こんなときも、近くにコンビニがある事のありがたさがわかりますわ。

さて、前日丸一日一緒に走って下さったKさんは、ご友人が夕方五時に苫小牧に着いて合流するとの事。さてそれじゃどーすっかなぁ……とルートを考えていたら、旭川まで一緒に走っていただけるという事になりました。
前日に立ち寄った名寄を経由して、ちょうど北海道の中心線を南下するような形で旭川まで走ります。このルート(R40)も全体的に流れが速く、所々町中に入ったりすると制限時速が一気に落ちる場所もありますので、取り締まりに注意ですな。
でもアメリカンで気持ちよく走れる程度のワインディングはあり、直線もありで、走っていてなかなか楽しいルートでもあります。

で、旭川では国道・道央道のIC近くにあるイオン内の拉麺浪漫街、という実に魅力的な名前に惹かれてイオンへ。

イオンの3Fにあるテーマパークのようなラーメン屋さん街でした。ここの中にある「食神」というお店で、魚介醤ラーメンというものを食べてみます。

トロみの強い、魚介ダシのスープに中太の緩やかな縮れ麺。なかなか独特な魚介の風味が強いスープで、結構美味しいです。あと数回食べれば、クセになるかもしれませんな。

Kさんとはこのイオンでお互いの旅の無事を祈りつつお別れして、ここから先はまた一人旅。いやはや、名残惜しいものでした……(T-T)。
ご縁があったらまた一緒に走りましょー♪(^o^)/。……といっても、多分僕が次にバイクに乗るとしても、カブかエイプ100といった原付ですが(笑)。


さてこの日、最初の予定では富良野へ行く予定だったんですが、気ままに予定を変更して、急遽札幌へ向かう事にしました。一人になった途端、「糸の切れた凧」モード全開です(笑)。

札幌はごく幼い頃に住んでいた時期がありまして、「札幌市南区澄川」という地名だけをたよりに、昔住んでいた家を探してみよう!という実に無謀な挑戦をしてみました。

結果=orz。

そりゃー無理ですわ(笑)。まだ2歳か3歳くらいの頃の記憶と、結構広い範囲の地名だけをたよりに一軒の家を探すなんざ、いくらなんでも無理なお話です。
ただ、先日実家の母に「この辺走ったよー」と電話したところ、どうやら家の前を通っていたようです。でもまぁ、住んでいたのも30年も前ですんで、町並みもかなり変わっている事でしょう。気付かないのも無理はございませんわ(^ ^;)。

しかしながら途中で見つけた北海道立図書館。ここは入り口と看板を見ただけで、昔々よく母に連れて来てもらったときの記憶が鮮明に蘇ってきました。
入り口近くの階段を下りたところにある図鑑コーナーが大好きで、よく魚類図鑑や恐竜図鑑なんかの「かさばって重い本」ばっかり借りてたのを、鮮明に思い出しました(笑)。
それに、大通り公園。ここも屋台のようなお店で焼きもろこしを買ってもらって食べたときの、あの醤油の少し焦げた香ばしい味や香りまでがハッキリと蘇ります。
あと、僕や兄がそのまま札幌に住んでいれば通う事になったであろう、澄川小学校も見つける事ができました。

やっぱり人間の記憶って、「忘れる」んじゃなくて「思い出せなくなる」のかなー、と改めて思います。脳の中にはありとあらゆる情報が記憶されていて、普段使っている情報や、重要な情報、インパクトの強い情報なんかはすぐに引き出せるメモリー上に残っていて、普段使わない分はアーカイブとして脳の奥に保管されているのかも。
アーカイブされた情報は、思い出すための風景やキーワード、顔や音、匂いといった、圧縮されたアーカイブと解凍するための「きっかけ」さえあれば、かなり昔の記憶でも結構鮮明に思い出せるのかもしれません。


で、札幌では時計台で記念撮影を済ませて北上、留萌方面へ向かいます。

ちょうど時間も夕方にさしかかっていましたんで、「よし、海に沈む夕日とやらを見てみよう」と思った……んですが、ちょうど日が沈む時間帯にトンネルエリアに入ってしまい、結局チラりとしか見えず終い。

まぁ、そうそううまい事ぁ行きません。
ところで札幌から小樽を抜けて留萌へ抜ける途中、雄冬岬は「最後の陸の孤島」と呼ばれていた場所で、地続きなのに一昔前は漁船でしか辿り着けなかったんだそうです。それを考えると「道路がある」ってのは(普段は当たり前に使ってますが)ありがたいモンなのかもしれないなー……。

結局この日は、留萌から滝川まで南下し、滝川から旭川まで戻って24時間営業の温泉ランドに宿泊。久々に宿泊費でお札を使いました(^ ^;)。

さすがに疲れが溜まって来たのと、重い荷物をしょったままバイクで走り続けたせいでバイクもカラダも疲労のピーク。特に肩こりが酷いです。腕を上げると肩に痛みが走ってしまいます。両手を背中の側で握り合わせる、なんて事も当然出来なくなるくらい、筋肉が凝り固まってしまってます。
特にバイクはリアキャリアが壊れてしまいましたんで、予定通り13日の深夜に帰るか、それとも予定を一日繰り上げるかでさんざん迷った挙句、安全第一という事で一日繰り上げる事にしました。やっぱり三十路越えると体力の衰えは如何ともしがたいです(^ ^;)。


しかし、「滝川」と聞くとその次に「クリステル」という言葉が何の迷いも無く頭に浮かぶのは決して僕だけではないはず……(^ ^;)。道路の案内板で「滝川」と見るたびに、某美人アナウンサーのお顔が浮かんでしまっておりました。

深夜のニュースは良く見てましたから♪  

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2008年06月19日

北の大地へ EP6

6月10日
興部の宿泊施設を朝7時に出発して、名寄から日本海側を目指します。昨日お知り合いになったKさん、愛車はホーネット600と、マイ愛車のドラ右衞門(250cc)よりも遥かにデカいバイクに乗っておられます。

そういえば、僕も大型二輪の免許は取ったけど……乗る事あるのかなぁ(笑)。

この日一緒に走る事になったKさん、自称雨女さんだそうで、朝は曇りだったんですが、日本海側に出てからは雨がパラ着いてきて、道道106号に出たときには雨となっておりました。
仕方ないのです……昔から、女性には勝てないのです(T▽T)。

といっても、後日いろんな人に話を聞いてみたら、稚内だとか宗谷岬方面はこの時期天気が不安定な事が多いらしいです。ま、雨の中のツーリングも雨対策さえしっかりしていればまた楽し、といったところでしょうか。

この106号は通称オロロンラインともいわれ、道の両側に電柱も標識も無い直線が続く道路で、ライダー垂涎の道の一つです。

晴れた日には利尻富士が海の向こうに見えるんだとか。しばらく走ると、右側に風力発電機がズラりと並んで結構な眺めでした。

風力発電機は全部で29台あるんだとか……この日は日本海側から南西の風が強く吹いていたせいもあってか、ほぼフル稼働状態でした。

稚内のノシャップ岬に着いた頃には結構雨も本格的な降りになっていて、さほど長居は出来ませんでしたが、しっかりと記念撮影。

その後さらに宗谷岬へ向かいますと、宗谷湾を抜ける頃には雨も小降りに。
早速「日本最北端の碑」でも記念撮影。ここは観光スポットなだけあって、記念撮影は待ち行列ができておりました。なんとか人がいないタイミングを見計らって撮影です。

この写真のほかに、もちろん自分が写った写真やKさんと一緒に写った写真もございますが、そちらは思い出にとっておきます(^ ^)。

さて改めて日本最北端の碑を見て、自分が自分のバイクに乗って、北の最果てまで来たんだなぁ……、と感慨深いものがありました。この場所は今回の旅の一番大きな目的地の一つ。ようやく辿り着いた瞬間の感動というのは、言葉になかなか出来ません。ただ、なぜか自然と
「あぁ、ようやく着いたんだ……」
と思わず呟いてしまいました。
こんなとき、一人旅だと本当にひとりぼっちで、話しかける相手も応える人もいないんですが、今回の旅は非常にラッキーな事にKさんという旅のパートナーがいてくれました。
感激を分かち合う相手がいる、っていうのは実にありがたい事だと改めて思いました(T▽T)
見てるかなぁ……Kさん、本当にありがとうございました。あなたのお陰で、本当に楽しい、心に残る良い旅になりましたm(__)m。

記念撮影が終わったらさぁお楽しみのウニ丼の時間♪

さぁこのウニ丼が絶品。この6月が旬のバフンウニをふんだんに使った……というよりもこれでもかと言わんばかりに山盛りになっておりました。あまりの美味さにスパっと完食して、フとメニューを見るとなんと「ミニホタテ丼」というのがあるじゃーないですか。
ホタテもウニも6月が旬との事。これはもう神か仏が喰えと仰っているに違いありません。ならば喰わないワケにはいきますまい♪ なワケで、勘定奉行(財布)と相談した後に即注文。

こちらもミニな割にホタテの刺身が1,2,3,4,5,6……合計およそ10枚も! これで750円はお安い買い物でした。Kさんも「ミニ丼も良いなぁ……」と言っておりましたが、間違いなく、ミニ丼全制覇コースもおすすめです。

ちなみに、ウニ丼、ミニホタテ丼を食べたお店は……

そのまんまですな(笑)。


さて、宗谷岬近くの日本最北端のガソリンスタンドで給油して、給油証明書を頂いた後、今度はオホーツク海側を南下します。途中で雨が上がったので、ちょうど目に入ってきた神威岬公園で休憩。

ここもなかなかの絶景ポイントでした。ちょうど曇り空の合間から太陽の光が差し込んで岬を照らしていて、実に綺麗な景色が楽しめます。

神威岬をすぎて猿払辺りを走っていると、ちょうど学校を終えた子供たちがちらほらと。その子供たちがこちらに向かって手を振っているようでした。なんだ、道路の向かいに友達でもいるのかなーと思っていたら、どうも視線はこちら。試しに手を振り返してみると満面の笑みを見せて、さらに手を振って来てくれました。
その後も何人も子供たちが手を振ってきます。多分彼らは、ライダーがピースサインをかわしたり、手をひょいっと挙げて挨拶するのが好き、というのを知ってるんでしょうねー。
多分、「今日は何人が手を降って来た♪」というような遊びにしてるんでしょうか。いやいや、何とも微笑ましい光景です。

この日は出発地でもあった興部の道の駅に戻り、同じ宿に泊まりました。
ちと距離の見積もりを間違えちまいましたが、それでも疲れと一緒に充実感と満足感でいっぱいな一日でした。

ところで、宿に戻ってKさんがガソリン給油のために宿を出た…とほぼ同時に突如土砂降りの雨。
……さ……さすが雨女さん……(^ ^;)。  

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2008年06月18日

北の大地へ EP5

6月9日
森林公園を朝六時半に出発して、とりあえず晴れておりましたので摩周湖を目指します。摩周湖に到着したときには快晴で、霧のかかり具合も絶妙。

なんでも、霧のかかっていない摩周湖を見てしまうと「婚期が遅れる」とか。どうやら大幅な遅れは免れそうですわ(笑)。

摩周湖は第三展望台まで移り、そちらでも写真を撮りまくります。このときほど、デジカメを良いやつに買い替えておいて良かったと思う事はございませんでしたわ♪
その後、昨日に続いて開陽台と北19号を走り、改めて写真を取り直します。やっぱり晴れていると景色のコントラストが鮮やかです。

それに、今回は雲もあまり多くなく、地平線を楽しむ事も出来ました。しばし展望台で景色を堪能しながらの休息です。


さて、北19号から、今度は知床半島を目指します。ちょうど知床の道の駅に入ってうろうろしてると、直売のお店のご主人が「ほらほらにーちゃん、これ食べて行きなっ! 美味いよーッ?」といった具合で、花咲カニ、タラバガニ、毛ガニ、バフンウニをたらふく試食出来ました。いやぁ、美味かったなぁ……お値段的問題で買えなかったけど(^ ^;)。
で、この道の駅で紹介してもらった「純の番屋」というお店で昼を頂きます。このときに注文したのがウニ・カニ・イクラの三食丼と、単品でツブ貝の刺身。

これがもうどれも絶品。丼についているのもカニのみそ汁。美味しく頂いた後は、ちょっと遠くに国後島が見えるのを確認して、知床峠を経て羅臼へと向かいます。
その途中でエゾシカ君とばったりでくわしました。……が、こちらには目もくれず、ひたすら草喰っておられます。よほど腹へってたんだろうなぁ(^ ^;)。

今にして思えばヒグマじゃなくてホントに良かった……

知床といえば世界遺産。こりゃー見ないワケにも行きますまい。知床五湖を目指します。

ただ、知床五湖を全部巡ると約1時間半ほどかかるともいう事でしたんで、一湖~二湖までを歩いて回ります。ちゃんとレストハウスでは「クマ出没注意」のステッカーを買って、ボックスに貼っておきました♪


世界遺産知床をある程度堪能してから網走の監獄博物館へ寄るだけ寄って(本当は中も見たかったんですが、入館料がちと高くて、土産もの屋だけ寄って(^ ^;))、紋別の北にある興部の道の駅で宿泊です。

この宿泊施設は無料で、午後6時までに申し込みをすれば誰でも利用できます。男女相部屋、雑魚寝が原則ですが、バイク旅を続けるものにとってはありがたい事この上ありません。

しかも歩いて3分もかからんような場所に銭湯があって、走ってて冷えたカラダを暖めるのに最高です。
ただ、ボディソープとかシャンプーとかの備え付けはありませんので、持って行っておいて大正解でした。
この日、たまたま一緒にこの宿を使ったのがKさん。女性のバイク一人旅をしているという方で、同じライダーという事もあっていろいろと話も出来ました。旅先での偶然の出会いにしちゃ、かなり理想的でありがたい限りです(^ ^)。いやっほぅ♪


話してみると、お互いに翌日は北の最果てになる宗谷岬へ向かう、という事で「一緒に走りませんか?」とお誘いしたところOKを頂きました(^o^)/。いやっっほぅ♪(2回目)。
可愛いお姉さんと一緒に走れるなんざ、バイクに乗り始めてこのかた一度もございませんでしたが、最後のツーリングで、ようやく宿願が叶いました(T▽T)。

で、翌日のルートとしては一度名寄経由で日本海側へ向かい、オロロンラインを北上してからノシャップ岬を経由して宗谷岬へ向かう事に。この日は翌日に備えて、電車を改装した宿泊施設で早めに就寝です。

ちなみに、この宿泊施設は「出あいの宿 RUGOSA EXPRESS」という名前で、道の駅おこっぺ内に設置されてます。古い電車の車両を改装したもので、併設の道の駅交通記念館受付にて申請書を記入の上で利用、との事でした。

この宿の車両の隣は「語らいの舍」という車両があり、昔懐かしい雰囲気の座席が据え付けてあります。こちらは使ってる人にはお会いしませんでしたが、こっちものんびり休憩するのに良さそうです。
宿となっている車両には、布団が置いてあります。が、数に限りもあり、それに敷き布団オンリーですので、利用の際はシュラフを持ってく事をお勧めします。ほかにもトイレ、洗面所も車両内に据え付けられており、夏は扇風機が大活躍する事になりそうです(さすがにエアコンは無いようですが、そこまで贅沢言っちゃ罰があたりますな(^ ^;))。

距離にして1Kmの場所にコンビニもあり、便利な事この上ありません。
バイクや自転車、徒歩の人はこういう場所でもないと、屋根と床と壁に囲まれた空間で休む事が出来ませんので、ありがたい限りです。
位置的にも名寄まで約50km前後と、道北・道東エリアの観光の拠点として使っても良いかもしれません(^ ^)。  

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2008年06月17日

北の大地へ EP4

早朝、目が覚めるともう辺りはすっかり明るくなってます。
ヤバい! 寝すぎたかッ!? と慌てて時計を見るとまだ午前四時ちょっと前。……さすが、北海道は埼玉から見て東にあるだけあって、日が昇るのがずいぶんと早いです。その朝の明かりの中で撤収作業を終えてから、朝食にインスタントラーメンを食べて、とりあえずはカラダの燃料補給は完了。
百人浜のキャンプ所を後にして、太平洋側から黄金道路と名付けられた国道272号をひた走ります。

このルートは、海沿いにずーっと長く続く道で、右手に海を望む事ができる良いルートです。
この日は少し波が強く、お休みの日という事もあってビッグウェーブが連発でした。ビッグウェーブがあるお休みの日、という事は当然サーファーさんもいる訳で、見事に波を乗りこなしているかたもちらほらと。
残念だったのは、結構トンネルも多く、景色を堪能しっぱなし、という訳ではなかった事くらい。それでも、室蘭付近の白鳥大橋を望む展望台なんかもあり、絶景を楽しむ事ができました♪


さて、その後見つけた道の駅「しらぬか恋問」で見つけた「この豚丼」。とっても有名なブランド豚丼なんだそうで、時間もちょうど昼。こりゃー食べるしか無いでしょう。

「この豚丼」に乗っている肉は六枚、炭火焼きでタレの味も絶品。柔らかくて意外な事に山椒が合うんですね~♪ ご飯大盛りでもサクっと頂けました。
で、丼の上に乗ってる肉をよーく数えると5枚。あれ? 1枚少ないじゃーないですかッ! ……と思っていたら、実はご飯の中に1枚隠されてるんです(笑)。まぁその事には上の5枚を全部喰って、ご飯の下の1枚を発掘して初めて気づいたんですが(^ ^;)。

で、この豚丼を食べた後、釧路を経由して国道272号線、通称ミルクロードを走ります。ここはミルクロードという通称が着くのも納得できるほど道の両側に牧場が広がっておりまして、思わずカメラで写真を撮りまくっちゃいます。壁紙にでもできそうな写真も撮れました。

国道272号を走りきって、開陽台方面へ向かいますと、少しばかり雲が広がって参りました。で、ライダーの定番「北の19号」と開陽台を目指します。
どうやらこの北19号、開陽台に向かっての方面ではなく、その逆から眺めた方が良い景色を楽しめるようです♪

開陽台はおそらく日本で唯一(?)、地平線を楽しめる展望台があります。もちろん、地平線を楽しんで参りました。


よくバイク関係の雑誌で、「北海道に行ったなら北の19号」といったキーフレーズが出て来ていましたが、実際に自分の目で見て、走ってみて納得。こりゃー往復しちまいますわ(^ ^)。
開陽台の展望台も、最初はどこから入るか判らなかったんですが、二往復目で「あ、なんだここから行けるのか?」という場所を見つけて、そこから入り無事到着でした。


この日は開陽台展望台から、早めに近くのキャンプ場に連絡を入れて、日が落ちる前に設営終了。中標津の緑が丘森林公園キャンプ場は、開陽台へのアクセスも良好。お値段も210円と非常にリーズナブルで嬉しい限りです(^ ^)。
芝生のサイトでは無いですが、ちょうどいい具合に落ち葉が積もっていて、フカフカになっておりました。それにここのキャンプ場はバイク乗り入れOKなのが何より嬉しい限りです。


この日はそれほど走らず、走行距離はおよそ380km。……ってよく考えりゃ結構走ってるなぁ……
いやぁ、それにしてもこっちは宿泊費(キャンプ代)が安くて助かります♪  

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2008年06月16日

北の大地へ EP3

この日は、昨日の夜早くに就寝した事もあって、朝六時に起床。七時頃にホテルで朝食を済ませて、とりあえず洞爺湖を目指します。

洞爺湖といえば、今年サミットが開催されるという事もあり、北海道警がそこかしこに。そんなお巡りさんを横目に見ながら、のんびりドコドコと洞爺湖を眺めながら走ります。
朝から曇りがちな天気ではありましたが、途中長万部辺りでは雲も薄くなってきました。で、ちょうど長万部から少し東へ走ったところにある物産センターで、かに飯食べ放題980円の看板。早速入ります。

結局、かに飯は三杯、シャケ飯は二杯食べた後、ヒグマ(の剥製)の目の前にあったバター飴をお土産に購入♪


北海道はこの日初めて本格的に走った事になるんですが、あまりの走りやすさとペースの速さにはびっくりでした。

この日の走行距離はGPS計測で約480km。途中での給油は二回でしたが、このとき内1回で、なんとドラスタ君の燃費史上最高の43km/lをマークしました。いやぁ……原付かよ、ってくらいの良い燃費でした(笑)。

想像以上に走行距離が伸びて、函館から一気に襟裳岬まで走り、百人浜キャンプ場でお泊まりです。ここは襟裳岬から少し内側に入ったところにある、芝生のキャンプ場で、なかなか綺麗なサイトです。

受付は19時までだったんですが、ちと遅れ気味でしたので19時半まで待っていただいて受付。テント一張で300円と非常にリーズナブルです。
このキャンプサイトは有料のシャワールームもあり、トイレも綺麗。水場も申し分ございません。ただ、着いたときにはもう既に暗くなり始めましてましたので、急いで設営して、早速就寝準備です。

食事は昼にたらふく食べたカニ飯が、まだおなかに残っていましたので特に食事は用意せず、そのままとなりました。

正直な話、北海道は250ccではちょいとキツいのかもなぁ……なんて感じました。
普段の~んびりと走ってるせいか、一般道でのあの流れの良さは快適ではあるんですが、ちと着いてくのがつらいですな(^ ^;)。
  

Posted by 森田鞄店 at 07:35Comments(0)TrackBack(0)北海道の旅

2008年06月15日

北の大地へ EP2

前日6月5日に家を出て、この日6日の早朝8時にフェリーは函館に到着。
ですが、もうこの日は朝から疲労困憊。まぁ前日の昼からぶっ通しで走りましたんで、フェリーを降りてすぐにビジネスホテル探し。最初はとっとと部屋で風呂にでも入って寝たかったんですが、部屋に入れるのが午後四時なんだとか(T△T)。それまではどこかで時間をツブさにゃなりません。

まぁせっかく函館に来たんだし、ちょうどいいから観光でもするかなぁ、ということでとりあえず観光する事にしまして、バイクと荷物を全部フロントに預けてお出かけです。
で、函館といえば?→五稜郭でしょう。という事で、路面電車で五稜郭へ向かいます。

五稜郭といえば、幕末の函館戦争の際の砦。土方歳三が活躍した戦場でもあります。ここは元はといえば星形(五角形)の要塞で、東西南北四方からの攻撃に強い、防御に優れたものであったようです。


この日は天気もそれほどよくはなく、曇り時々雨といった具合。
五稜郭公園はそんな天気もあってか人影もまばらかなー……と思ったら、全然そんな事ぁありませんで、修学旅行生だとか中高年の方々の団体旅行さんが一杯。

そこは一人旅の強み。きままにフラついて、辺りを散策します。つつじや藤の花が咲いており、なかなか綺麗でした。



さて、お昼も過ぎてそろそろ腹も減ってきましたんで、函館名物の一つ「ラッキーピエロ」のチャイニーズチキンバーガーと、もう一つベーコンエッグバーバーを注文します。


このお店、ガイドブックに載るほど有名なところで、味もとても良いものでした。特にチャイニーズチキンバーガーは人気ナンバーワンのメニューだけあって、大変美味しゅうございました(^ ^)。
函館市内には10店舗ほど展開しているそうですので、空いているお店を見たら是非。特にチャイニーズチキンバーガーがお勧めです(^ ^)。

で、昼を食べてホテルのロビーに戻ると、フランス語で何やら会話している様子のカップル。……ですが、どう見ても日本人。どうやらおねーさんの方は日本人で、おにーさんは日仏ハーフっぽいご様子。
ところどころ日本語も含まれるその会話のご様子から見るに、どうも痴話喧嘩っぽいようでございます。いやぁ剣呑剣呑……
必死で聞かないフリをしつつ、地図を広げて北海道での予定を考えます。
上陸するまで、本当になーんにも考えず、「ここだけは行こう!」と決めていたのも、
1. 宗谷岬
2. 開陽台
3. 知床
4. 美瑛、富良野
5. あと何か美味しいモノ(特にウニ)
6. 後は適当。出来れば札幌で住んでいた家を探す。
なんて具合でしたので、どの道をどの順番で走るか、なんてのは全くなーーーーーんにも決めておりませんでした(笑)。
ホテルのフロントでボールペンをもらって、ごちゃごちゃと地図に書き込んで行くと、どうやら反時計回りに北海道を一周するのが良さそうです。ということは明日は何時頃に宿を出て、何時くらいまでにどこに着いて……

……などと考えていると、一気に不安になります。
明日の宿はどうしようか。
そもそも、ちゃんと家に帰れるのか?
ガス欠とかになったら、どこに電話すりゃいいんだよ……
道に迷ったらシャレにならんぞッ? 「北海道はでっか(略)」なんて言われるくらいだし……
まず寝る場所は確保できるのか? テントを張れりゃ最悪野宿はできるけど……ヒグマがなぁ(T△T)。

といった具合で、いろいろと不安が押し寄せて来て、最後には「来なきゃ良かったかも」なんて後悔すらしちまいました。

でもまぁ、来ちゃったモンはしょーがない。宿は何とかしよう。そのためにもツーリングマップルを買って来たんですし♪ 来たからにゃー楽しんでやろうじゃないの♪
と、ほぼ強引に自分を納得させるのにたっぷり1時間半。ふと気づくと隣の席での痴話喧嘩はまだ続いておりました……


結局、この日は午後四時にホテルの部屋へ入り、すぐ風呂→即ベッドへ直行!
てな具合で、すぐに寝入りました。いやぁ、布団って良いなぁ……(T▽T)  

Posted by 森田鞄店 at 11:47Comments(0)TrackBack(0)北海道の旅

2008年06月14日

北の大地へ EP1

今度長崎へ帰るのを契機に、バイクを降りる事にしています。
で、その前にバイク乗りとしての最後の思い出として、ライダーの聖地、北海道へ行く事にしました。

予定はほとんど立てず、出発の日と帰りの時期だけを決めて、着替えとキャンプ道具を詰め込んで、我が家を出ます。
出発前の走行距離は23,900km。オイルも交換したばかりとベストコンディションで出発です。
昼過ぎに我が家を出て、東北道の羽生ICを目指します。ETCの深夜割引を使うために、ちょうど八戸北ICに深夜12時頃に出られるように……という予定だったんですが、家を出る少しだけ前に雨が降り始めます。
カッパを着込んでブーツカバーも万全。グローブも雨用グローブに取り替えて準備は万端。雨もかまわず出発です。

で、八戸北を出て大間崎へ着いたのが午前四時半。ほぼ16時間半ほどぶっ通しで走っておりました。
もう寒いです。途中気温7度とかいう、6月にあるまじき気温になっておりました……しかも、ちょっと休憩しようと思ったところでは「クマ出ました」という看板。
な……なんですかその「冷やし中華始めました」見たいな事後承諾的な看板。休めないよー(T▽T)。
結局、雨の中を大間崎まで一気に走り、展望台の下、雨の影響を受けづらい場所でちょっと休憩。

それにしても、早朝だとほかにだーれもいません。そのおかげか、余裕綽々で記念撮影だってできちゃいます。

本州最北端の碑の前で記念撮影してから、大間のフェリー埠頭へ向かいます。

フェリーは昼前の便を予約していたんですが、昼まで休むよりはフェリーで早めに函館へ向かい、6日一杯は函館でのんびりしよう、という事で予定を変更です。
フェリーへ乗り込んで……

雑魚寝の客室でゆったりとくつろいで、およそ1時間半で函館港へ到着です。

ついに北海道に到着。
多分これが、最後のロングツーリング。バイク乗りとして最後の旅になるのかもしれません。

北の大地では何が待っておりますやら。

さぁ、行くか!  

Posted by 森田鞄店 at 16:25Comments(0)TrackBack(0)北海道の旅